ヤフー新CEOは37歳の妊婦さん

昨日、米ヤフーがグーグルのマリッサ・メイヤー副社長を最高経営責任者（ＣＥＯ）に起用したというニュースが流れました。検索エンジンによるサーチ広告などでも、グーグルに対して遅れをとっているヤフー。起死回生、グーグルで消費者向けサービス・技術分野の実績のあるマリッサ・メイヤー氏を起用したようです。

彼女がまだ37歳というのもそうですが、驚くべきは彼女が現在妊娠6ヶ月であること。

たとえ制約があっても「ぜひ我が社に」と言われる人が確実に世の中にはいて、その人たちは確実に実績を「見える形」で紡ぎだしているのだ、ということ。そしてそれが自分と同じ30代で、ということ。

一方、別の視点でもう一つ気になったことがありました。
数週間で復帰すると宣言しているのにも関わらず、「妊婦である」ということがこんなにもフォーカスされていること。

それだけ「妊娠・出産」と「働く」ということの両立が自然なことではない、ということを改めて感じさせられた
いや、いつの日かこれが自然のこととなり、ニュースにならない日が来るようにしたい、そう感じたニュースでした。