womo編集長 松村麻子のブログ「みおつくし帖」

六本木ミッドタウンと伊藤若冲

またご無沙汰しております・・・・

もうお詫びの言葉もないほどですが・・・・・
久々にブログアップです。

今日、とても不思議な体験がありました。

以前から気になっていたこれ。

六本木ミッドタウンと伊藤若冲

静岡県立美術館で開催している
「伊藤若冲アナザーワールド」

何年か前に、同じく県立美術館で
伊藤若冲の作品を初めて見て
200年も前の作品とは思えない彼の世界に
すっかりはまってしまい
今回また県立美術館で若冲の作品が見られる
ということで、楽しみに待っていたものでした。


やっと土日にゆっくり休みが取れたので
足を運んで・・・

お目当てはみなさんご存知、
《樹花鳥獣図屏風》

伊藤若冲は日本画家ですが、
《樹花鳥獣図屏風》に代表される
「枡目描き」が有名な画家です。

「枡目描き」について詳しく知りたい方は
県立美術館のホームページで・・・・

http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/other/jakuchu/index.php


以前から、この斬新な画法に
現在の「デジタル」と通じるものを感じていましたが
今日この作品を見ていて、ある風景を思い出しました。

それは、2日前に訪れた
六本木ミッドタウンのこと。

ある仕事で六本木ミッドタウンに訪れていて
ロビーに置いてあった美しい美術館の案内に
目を奪われて、思わず写真にも収めたのでした。

それがこちら。

六本木ミッドタウンと伊藤若冲


200年の時を越えて、
六本木ミッドタウンという最先端の空間と
伊藤若冲の世界がひとつに重なりました。



ひとつの大きな絵を、小さな「枡目」というユニットに分解して
色をつけて描いていく。

ひとつの大きな液晶板を無数の電気のユニットに分解して
信号を送って映していく。


本人が見たら、きっと驚いたでしょうか。



私は、なぜ若冲があのような絵を
かなり晩年になってから描こうと思ったのか。
それを聞いてみたいと思いました。


あと、もうひとつ感動したこと。
それは、

《樹花鳥獣図屏風》が静岡県立美術館の所蔵物であること。

静岡県民として、
少し誇らしく思ってしまいました。


なお、伊藤若冲のアナザーワールドについては
先日4月1日にオープンした
「シズオカガクセイ的新聞」

にも記事がありますので、
ぜひこちらもご覧ください。


同じカテゴリー(本/アート)の記事画像
写真展 SOKO NI SAKU HANA Ⅱ
期待に応えること
大道芸の日の裏イベント。「SOKO NI SAKUHANA 1」
時が経っても変わらないもの、そして変わるもの
同じカテゴリー(本/アート)の記事
 「絆」「シェア」 (2011-12-31 23:15)
 写真展 SOKO NI SAKU HANA Ⅱ (2011-11-06 09:47)
 期待に応えること (2011-05-16 11:00)
 大道芸の日の裏イベント。「SOKO NI SAKUHANA 1」 (2010-11-22 21:00)
 時が経っても変わらないもの、そして変わるもの (2009-04-29 13:27)
Posted By
松村麻子
 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
プロフィール
松村麻子
松村麻子
野村證券株式会社を経て、株式会社しずおかオンライン入社。静岡地域密着型ブログサイト「eしずおかブログ」の編集長を経て、2010年10月より静岡を楽しむ女性のためのフリーマガジン 「womo」 編集長。テレビ静岡「てっぺん静岡」コメンテーター。
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
過去記事

Twitter

Follow Me On Twitter!

連載ブログ

  • 日刊いーしず
  • eしずおか探検隊
  • インタビューノート

その他

削除
六本木ミッドタウンと伊藤若冲
    コメント(0)